今まで使っていた集塵ボックスが壊れたので、新たに集塵ボックスを自作することにした。
ボクの使っている自作の集塵ボックスたちを、初公開する。
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卓上集塵ボックス「零号機」の誕生
そもそも、手作りアクセサリーを作るのに、なぜ集塵機が必要なのかというと、
ずばり、研磨作業によって部屋全体が粉塵まみれになってしまうからなのだ。
研磨作業の中でも、鏡面仕上げに欠かせない” バフがけ ”の作業をすると多量に粉塵が舞う。
研磨後には、床や壁・机などそこら中を指でなぞると、黒い塵がこびりついてくる。
姑さんが嫁さんの掃除した後の指でなぞるあの光景だ(笑)
というか、こんなホコリを作業のたびに自分が吸い込んでいる方がマズイ。
部屋も身体も塵も積もればなんとやら、
なにもしないままで研磨作業をしていくのは、いささか気が引けてきた。
そこで、集塵ボックスを使おうと思い、いろいろ調べてみることにした。
ただの透明の箱なのに、これが結構なお値段するんだよね。
集塵ボックスの形状などを見てみると、構造自体は単純なので、
いっそのこと自分で自作したほうがいいんじゃないってノリになってしまった。
自作魂が燃え出した!
というわけで、自作の集塵ボックス「零号機」(エバっぽく)を作っちゃった!
アクリル板で作ったのだ。
制作費は、約4000円
実はこれ、かれこれ5~6年前に作ったもの。
現状は、正面のアクリル板にキズがついたり、手を差し込む部分の丸い粉塵カバーが取れてしまったりと、だいぶ年季が入ってきている。
零号機を使ってきて色々と改良するべき点が見えてきたので、今回新たなボックス作りに踏み切ることにした。
卓上集塵ボックス「初号機」始動!!
新たに改良を加え、モデルチェンジした集塵ボックスがこれだ!
改良点はというと・・・
上板スライド機能で研磨&切削のダブル作業を実現
上板を前にスライドさせてスリ板を取り付ければ、糸鋸やヤスリがけなどの切削作業ができるようになる。
上板を後ろにスライドすることで、集塵ボックス内に光が入リ込み、研磨部分が見やすくなる。
ボックス自体の強化
市販の2段カラーボックスを改良してその中にアクリル板を収めることで、
ボックスの上にモノが置けるほど、しっかりと安定した集塵ボックスになった。
別窓で研磨状況をより見やすく
正面アクリル板がキズがついて見えづらくなったときに、
取り替えが楽にできるように、別窓パーツを差し込む仕様にした。
正面が開くことで、研磨したいアクセを中に入れやすくなった。
さてこの集塵ボックスの気になる制作費は、約7000円。
実際に、仕事で使っていてボクが使い易さを追求して行き着いたカタチがこれなのだ。
集塵ボックスの作り方も動画に収めましたので、編集できたら紹介したいと思います。