ファーストピアスのキャッチは、固くて取れない・外れないと聞くし、
一般的なデザインピアスに付いているピアスキャッチは、逆に外れやすくて、すぐ失くしちゃって困ってしまうと言う。
それぞれのピアスキャッチの機能や種類、
外し方から付け方、なくした時の代用法まで、
ありとあやゆる角度からピアスキャッチに関するお悩みを解決していきたいと思います。
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ピアスキャッチとは?
ピアスポスト(ピアス軸)をホールに通した時に外れないように、ホールの裏側からポストのストッパーとして取り付ける留め具である。
ピアスキャッチの種類
ピアスキャッチにもいろいろな種類があり、それぞれに特徴があります。
金具だけで出来ているキャッチ
デザインピアスを購入した時によく付いてくるキャッチですね。
ピアス本体の素材に合わせた金属で出来ていることが多いです。
この丸くクルっと巻かれた左右の輪っかの中心部分にポスト(ピアス軸)が通ります。
Bタイプのピアスキャッチの構造
金属が内側に巻かれようとすることで金属にバネ性の力が加わり、
左右の輪っかが中心に向かって閉じようとするのです。
そこにポストを通すと、左右から圧迫されて挟まり、取れづらくなるという仕組みです。
しかし、何度も抜き差ししているうちに段々とその圧力の効果も無くなり、
終いにはピアスポストがスルッと簡単に通るくらいのゆるさになってしまいます。
この状態を知らずに放置していたため、ピアスを落としてしまうのですね。
そうならないために考案されたワンランク上の落ちないピアスキャッチがこちらです。
シリコンが付いているキャッチ
この3つのキャッチの共通点は、すべてにシリコンゴムが使われているという点です。
このシリコンにピアス軸を差し込むことで、ゴムの滑りずらさと圧迫力によって外れにくくしているのです。
そしてこのシリコンキャッチの優れている点は、外れにくさの他に、金属アレルギーの対策にもなるという点です。
シリコンは、他の物質に侵されることなく化学的にも安定しているから、 人体に対しても悪い影響を与える心配がない安心な素材なんです。
シリコン内蔵金具キャッチ
金属キャッチの中にシリコンゴムが内蔵されています。
デザインの見た目を重視しつつ、ピアスの落下防止を考えたピアスキャッチ。
装着するピアスの金属に対してアレルギーが無いか確認する必要があります。
金属内蔵シリコンキャッチ
シリコンゴムの中にキャッチが内蔵、もしくは装着されています。
ピアスデザインの見た目と金属の質感を残しつつ、
ピアス落下防止と金属アレルギー予防をプラスしたピアスキャッチ。
皮膚の触れる部分がシリコンなので、金属アレルギー対策になるが、
衛生面を考えると、金属のように長い間の使用は避けるべき。
シリコンキャッチ
3種類の中でダントツに安価なキャッチ。
シリコンだけで出来ていて、見た目のデザインも色々なものがあります。
金属アレルギー予防とピアス落下防止を考えたピアスキャッチです。
柔らかくて傷つきやすいため、
衛生面を考えると、金属のように長い間使用してはいけません。
消耗品であることを忘れないでください。
ファーストピアスのキャッチについて
ピアスを開けて最初の1ヶ月は、ホールの裏側とキャッチの間に体液や分泌液が溜まったりします。
入浴の際、いつも使っている石鹸を泡立てて、
やさしくホールとキャッチの間にすべり込ませ、
しっかりと洗い流してください。
この期間は、キャッチはなるべく外さずに洗浄してください。
ファーストピアスの外し方
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1ピアスのデザインとなるヘッド部分(右側)をつまみます。
実際には耳たぶにピアスが通っている状態をイメージしてください。
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2ピアスキャッチのつまみ方はこんな感じです。
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3キャッチをつまんだまま、 左右に半回転ほど行ったり来たりと回しながら、ピアス軸からキャッチを抜いていきます。
もしもピアスキャッチが固くて外れない場合
ファーストピアスのキャッチが固すぎて取れないよ~
そんなときは、Bタイプのキャッチの構造を思い出してください。
(さっき説明しましたよね。)
この構造から、ある道具を使って、輪っか同士の圧迫を緩めてあげて外しやすくします。
周りに取るのを手伝ってもらえる人がいる
キャッチの輪っか部分に眉毛切りハサミを通して、開きます。
そしてポストへの圧迫が緩んだすきにキャッチを外してしまいます。
一人で外さなければならない
輪っか部分に爪楊枝や丸い割り箸などを挿し込んでいき、輪っかを大きくしていく。
すると中心に向かって閉じようとする力が弱くなり、外れやすくなります。
ピアスキャッチをなくした時の代用にはこれ!
ピアスキャッチの代用として、
80℃のお湯で温めると柔らかくなり、冷めると固まる粘土「イロプラ」や「おゆまる」で、
ピアスキャッチを作って代用してください。
どちらも100均にありますが、
もしも品切れでなかったら、消しゴムで代用しましょう。
あくまでちゃんとしたピアスキャッチを用意するまでの代用です。
衛生的にもあまりに長い間付けているのも考えものですので早めの交換を。
ピアスキャッチの付け方
ホールにポストを挿し込んだら、ピアスのヘッド部分を押さえます。
もう片方の手でキャッチを摘んでおき、
後ろに突き出ているピアスのポスト部分を探りながらキャッチを押し込んでいきます。
おすすめピアスキャッチは?!
これはあくまでボクの個人的として聞いてくださね。
あなたに金属アレルギーがなければ、
シリコン内蔵金具キャッチをおすすめします。
ボクは、このタイプを10年ほど使用していますが、一度もピアスを無くした事がありません。
金属アレルギーが心配な方は、
取れづらく、安価な、シリコンキャッチをおすすめします。
デザイン性のあるものを選ぶと良いでしょう。
消耗品なので、定期的に変えてくださいね。
さて、この下の2つは、
ロックがかかって外れないようになる仕組みで特許を取得したピアスキャッチなんです。
結構、お値段がします。
「高価なピアスなんで失くしたくない!」って方は検討してください。