さて、いよいよ今回の石留め作業でブローチも完成を迎えます。
前々回は葉っぱのデザインとなる貝の加工、
そして、前回は地金による原型制作の模様を紹介していきました。
まだ、目を通していないというあなたは、こちらからご覧になれます。
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手作りブローチが作られるまでの流れ3
型取りした原型から、
プラチナ900で鋳造したリーフデザインが出来上がってきました。
しかし、このままでは、ブローチとしての機能はありませんので、
まずは、デザインの後ろ側にプラチナ製のブローチピンをロウ付けして、
このリーフをブローチにしていきます。
ブローチピンも立ち、
これでアクセサリーとして機能するデザインに仕上がりました。
さて、いよいよ最後は、緻密な「石留め」の作業です。
石留めは、大胆、且つ、繊細な力加減で宝石を留めていかなければならず、
体力と精神力を共に消耗する最も重要な作業となります。
この作業の出来栄えによっては、
もろにその商品の印象が変わってしまうくらいの影響力があります。
なので、一石一石慎重に留めていきます。
画像は、
ピンクトルマリンとシトリントパーズとダイヤモンドをパヴェ留めしている途中のものです。
最後に、貝の葉っぱを留めて、完成になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。