手軽にピアッシングできるアイテムとして有名なのがピアッサーです。
ピアッサーで開ける場合は、そのピアッサーに仕込まれているものが、ファーストピアスと言うことになります。
そのファーストピアスにも様々な種類のものがあるんです。
どのようなものがあるのか知っていますか?
まあ種類と言っても、
耳たぶ用や耳の軟骨用など用途によって種類が分かれていたり、
チタンやステンレスなど素材によって種類が分かれていたり、
デザインや形状なども様々な種類のものが出ています。
そもそもファーストピアスとは、ホール(ピアス穴)の皮膚が安定するまでの一番デリケートな期間、ずっとつけたままにしておくピアスなのです。
そんな大事な期間につけているものですから、ファーストピアスの種類は慎重に選ばなければいけません。
ではでは、どんなファーストピアスを選べばよいのでしょうか?
そう言われるとちょっと悩んでしまいますよね。
確かに色々な種類のものがあり過ぎて・・・
そんなあなたのために今回は、ファーストピアスの種類を選ぶときにここだけは押さえておきたい4つのポイントを紹介したいと思います。
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失敗しないファーストピアス選びのポイントとは?
まずは選ぶ上で、絶対に押さえておかなければならないことがあります。
何だと思いますか?
ホールが出来上がるまでの育成期間を、何のトラブルもなく過ごせることが一番ですよね。
そして、なるべく早くファーストピアスを卒業したい。
そのためには、
安定するまでの育成期間中をいかに安全に過ごすことが出来るピアスかどうか!
ここがポイントになってきます。
そして、この”安全性”というキーワードから考えていくことで、種類を選ぶ上で大切なポイントが4つ見えてきました。
種類の選び方1 素材
金属アレルギーになりにくい、ずっとつけ続けていても大丈夫な金属素材であること。
世間に出回っているもので、金属アレルギーになりにくいとされている素材は、
チタン、サージカルステンレス、シルバー、プラチナ、金あたりでしょう。
その中でも、もっともなりにくいとされている素材が、「 純チタン・チタン(合金) 」です。
特に純チタンは、99.458%と最も純度が高く、アレルギーの原因となる金属イオンが汗で溶け出す心配が少ないため、最も金属アレルギーになりにくい素材とされています。
よって、
- ヘッド(デザイン本体)
- ポスト(ピアス軸)
- キャッチ(留め具)
このすべてが純チタン製、つづいてチタン合金製のファーストピアスが、金属アレルギーになりにくい素材と言えるでしょう。
チタンでアレルギー反応が出る!?
たまに、チタンでアレルギー反応が出たぞ!って方がいます。
チタン製と言っても、
100%ではないので絶対とは言い切れませんが、
チタンは人体に埋め込むインプラントやペースメーカーの医療器具に使われるくらい安全性の高い素材なのです。
もしかしたら考えられる原因は、こちらかもしれませんよ。
こんなチタンピアスには注意が必要!!
チタンメッキだった。
剥がれた際、現れる金属がアレルギー反応を起こしやすいものが使われている場合は、 その金属に反応した可能性があります。
オールチタンではない。
ピアスによってはポスト(ピアス軸)部分のみがチタンという商品があります。
ヘッドやキャッチの素材が何の金属で出来ているのか調べておく必要があります。
接合部分に違う素材が使われていた。
ヘッドとポストの接合部分を付けるために金属を溶かして付けるのですが、 その使われた金属に触れて反応した可能性がある。
医療用サージカルステンレスも安心な素材です。
こちらもチタン同様、メスやハサミなどの医療器具の素材として使われています。
特に耐食性に優れているステンレスの種類が「SUS316」で、金属アレルギーが心配の方は、このSUS316のものを選ぶと良いでしょう。
ただし、100%ではないので金属アレルギーが絶対に出ないとは限りません。
金属アレルギーに安心な透明ピアスもあるが・・・
樹脂ピアスやアクリル製などの透明ピアスと呼ばれるものは金属アレルギーフリー素材ではあるが、ファーストピアスとして使うことはおすすめ出来ません。
その理由は、こちらの記事を読めば分かります。 この記事が気に入ったらいいね ! しようシェアするツイートするTwitter で Follow yufirieworld
ファーストピアスに透明ピアスがタブーな訳。それでも付けるならこの2つ
種類の選び方2 ポストの太さ
耳たぶ用のファッションピアスは大体18G~20Gのものが多く、
ポストがスムーズに入るように、ファーストピアスは少し太めの16G(1.2mm)にすると良いです。
細めのポストでホールを作ってしまうと、
ファーストピアスを卒業していざお気に入りのセカンドピアスを入れ替えようとした時に、そのポストが太くて入りづらかったりすることも。
無理やり入れようとしてホール内部を傷つけてしまい、せっかく安定したホールをまた作り直すことになります。
ピアスの太さについて
ピアス軸の太さは、G(ゲージ)という単位で表されます。
20G~0Gまであり、数字が小さいほど太くなります。
- 20G=0.8mm
- 18G=1.0mm
- 16G=1.2mm
- 14G=1.6mm
ちなみに軟骨やラブレットに開ける太さは、14Gです。
種類の選び方3 ポストの長さ
8mm以上の長さを目安に。
デザイン部分と耳たぶ、耳たぶとキャッチに隙間が残せて、
さらにキャッチが留められる余裕があるポストの長さであるかどうかです。
ピアッシングした当初は腫れることも考慮に入れて、長めのポストのものを用意しましょう。
短すぎて耳たぶを圧迫するようなギリギリの長さにしてしまうと鬱血したり、最悪はデザイン部分がホールに埋没してしまうなんて恐ろしいことにも。
ホールが安定するまでの期間を長引かせてしまう原因のひとつです。
耳たぶの厚さは人それぞれ個人差がありますので、これから紹介する耳たぶの計測方法を利用して厚みを調べてください。
耳たぶの簡易計測方法
紙とハサミと定規を用意します。
紙は5cm四方くらいのものを用意して、耳たぶの幅に合わせて凹のような形に切りとります。
耳たぶに凹の切り取った溝部分を差し込みます。
手で支えないでも耳たぶに引っかかってぶら下がるようならオーケー。
(すぐにストンと落ちてしまうのであれば溝を切りすぎています。)
最後に、その溝の幅を測りましょう。
100円ショップにノギス(厚みを測る工具)が売っているのでそれで耳朶を測ると正確です。
種類の選び方4 デザイン
見た目で選ぶか、安全面で選ぶかになります。
ピアッサーで開けるのであれば、スタッドタイプが一般的なデザインになりますが、
ニードルを使えば、ストレートバーベルやリングタイプのキャプティブビーズリングも使用できます。
見た目で選ぶならば、
上記にあげた「素材」「ポストの太さ」「ポストの長さ」と3つのポイントを考慮した
あなたが気に入ったデザインのものを選べば良いと思います。
爪留めの石付きピアスは、
衣類の着脱やお風呂上りのタオル拭き、就寝時の寝返りなど、
爪部分がひっかかってしまいホールに負担をかけてしまう恐れがあります。
安全面を考えるならば、丸みのある突起のないデザインのものが良いでしょう。
先端部分がボールタイプのものや、石付きであれば覆輪タイプのものが、ファーストピアスとして向いているでしょうね。
ファーストピアスの種類を選ぶときのポイントまとめ
- 素材が、ヘッド(デザイン本体)・ポスト(ピアス軸)・キャッチ(留め具)のすべてが純チタンかチタン(合金)、もしくは医療用サージカルステンレスのピアス
- ポストの太さはなるべく太めのもの。16G(1.2mm)が理想
- 8mm以上の長さが目安。
- ピアッサーで開けるなら、ボール型か覆輪タイプのスタッドピアスが良い
この4つのポイントを押さえたおすすめピアッサーとは?
そして、この4つのポイントをおさえた最適なファーストピアスが収まったピアッサーを見つけました!
詳細はこちらの記事に書きました。
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