100均のミニルーターがどこまで手作りアクセサリーに通用するのか?

最近では、DIYブームと言うこともあり、ちょっとした工具は100円ショップにいけば、手軽に揃えることができるようになったな。

ボクもたまにふらっと100均に立ち寄っては、色々と彫金(仕事に)使えるアイテムがないか物色している。

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100円ショップは実験材料調達のお店

工具として直接使えるようなものを探すというよりは、

この100均のアイテムを改良したら、

彫金工具として何かしら役に立たないかな?という視点で探している。

 

無駄な買い物や時間を費やすことも多いが、

ボク的にはこういったアイデアを生み出す作業に労力を使うことは嫌いじゃない。

 

というか、結構好きである。

 

「”自分の人生は実験だ”という視点で生きてみよう!」と思いながらも、

どちらかというと、他の人が出した答えに乗っかって生きてきた方なので、

なかなかその習性が染みついていて、

ついつい無難な答えに流されてしまう。

 

ここ数年ようやく、

自分らしい生き方が出来るようになってきた。

 

自分で考えたことをもとに、行動を起こして、

自分なりの答えを出すように心掛けて生きれるようになったのかな。

 

こういった個人的な話は長くなりそうなので、
別の機会に聞きたいと思う方だけに語るとして、

 

今回は、
その100円ショップにおいてある「ホビールーター」のお話をしたいと思います。

 

実験としては、

この電動ミニルーターがどこまで使えるものなのか?

を手作りアクセサリーを作るという視点で答えてみようと思います。

100円ショップのミニルーターとは?

電池で動くハンディータイプのルーターとして販売されてます。

 

使用用途としては、
パッケージに”ガラスの模様彫りやプラモデルの軽加工など”と書いてあります。

 

2種類あり、

①バッテリーBOX付きタイプ 800円(税抜き)
②バッテリーBOX無しタイプ 600円(税抜き)

 

違いは回転数

①22,000rpm、
②12,000rpmになります。

 

回転数は電池の数で決まっていて、

①は付属のバッテリーBOXに単3電池4本入れて使います。
②はルーター本体に単3電池2本を入れて使います。

 

ビット軸径はともにφ2.34mm

 

手作りアクセサリーを作るには、
金属から作る地金方法と、ワックスから作るロストワックス技法を使った方法がありますので、
この2パターンで通用するのか実験してみます。

2つの技法についてはこちら
あなたに合った手作りアクセサリーの作り方とは?

 

金属の研磨

バッテリーBOX有り・無し関わらず、
金属を削るための回転数としては事足りているのですが、

 

この映像を見て分かるとおり、

 

金属(素材はシルバー925)に押し当てた時の負荷に耐えられず、

先端工具であるビットと本体の差込部分が滑って、

モーターだけが空回りしてしまうのです。

 

結果、金属の研磨としては、このミニルーターは使えませんね。

 

ワックスの研磨

まずは、映像を見てください。

答えから先に言うと、

ワックスの研磨としては、使えるルーターだということが分かります。

ただし、

バッテリーBOX有りは電池4本で動くタイプなので、回転数が早すぎる。

ちょっとワックスを彫るのには使いづらいかな。

 

バッテリーBOX無しの電池2本で動くタイプは、ちょうどいい感じの早さですね。

ワックスを彫るのには申し分なし。

 

まとめ

100円ショップのミニルーターは、

金属の研磨には向いていないが、

ワックスの原型を彫るだけなら、使えるかな。

ただし、電池2本で動くBOX無しタイプの単体ルーターだよ。

 

まあしかし、

ゆくゆくは本格的にと考えているのであれば、

ちゃんとしたルーターを手に入れることをおすすめするね。

 

どんなルーターを手に入れればいいのかわからないってあなたは、

ボクが普段仕事で使っているルーターから、

ルーター選びのポイントをまとめてみたので参考にしてみてほしい。

プロ仕様のリューターとしておすすめできる7つ理由とは?

 

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-彫金工具・道具